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2018/02/03

ドンデットまでの長い1日(1月下旬の某日)

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前回の投稿より前の話で、カンボジアのシェムリアップからラオス最南部のドンデットという島(メコン川の中州)まで移動した日のレポートです。この「国際バス」による移動は過酷だった😅 その長い1日について長い文章を書いてみた。これ読むだけで疲れると思うよ😅

いやはや😅、カンボジア・ラオス国境のラオス側イミグレで長い時間待たされてエライ目にあいましたわ😅 バスでの国境越えは面倒なんやなぁ。陸路での国境越えは何度か経験があるけど、自家用車、自転車、あるいは徒歩だったので、バスは初体験だったのだ。乗客全員(今回は12名)の出入国手続きが完了するまでバスは出発できないので、各々は個人旅行者なんだけど、結局1つの団体旅行みたいになるんだよね。僕の出入国手続きは余裕でちゃっちゃと終わった。しかし、ラオスに入国できない人が5名も発生し😅、待たされることに。

そもそも、このシェムリアップ発ラオス行きバスの旅は、出発前から嫌な感じだったのよ。宿にある時刻表によると午前7時発だったけど、宿経由で予約を入れると8時出発に変更されていた。6時半から7時半の間に宿でピックアップという予定なのに、7時半になっても現れない。宿のスタッフがバス会社に何度か電話で催促してくれる。盛大に寝坊した乗客がいて遅れてる云々とか言ってたそうだ。結局、迎えのトゥクトゥク(客は誰も乗ってなかった)が来たのは出発時刻の8時を過ぎてから。
(ひょっとするとトラブルメーカーだった中国人女性4人組が原因で遅れたのかもしれんな😅。だいぶ後の段落で彼女たちのことを書いてるときにひらめいた😅)

大型バスが停車してるところにトゥクトゥクが到着したのでやれやれと思ってると、そのバスに乗るのではなくて、ここで1人の乗客(クールな白人青年。殆ど話をしなかったので英語のできないフランス人とかかと思っていたが後に英国人wと判明)をピックアップして、再出発。さらに移動して到着したのは、バスターミナルでもなんでもない、ただの路上で、そこで我々を待っていたのはボロいバンだった。これまでのレポートで、ずっと国際バスを括弧付きで表記してたのは、国際バスのくせにボロいバンだったからね😅

普通車のボロいバンに、なんと乗客は12名! プラス、運転手と助手だよ😅 普通車のバンで1列に4人掛けのシートなんて初めて見たわ😅 4人x3列ね😅 もうキツキツ。座席の下には荷物満載だから足の置き場の自由度が超低いしさ😅この時点でやられたと思った😅 「キツキツやん」とかぶつくさ言いながら乗車すると、件のポーランド人女性2人が「ほんまに、酷い。このあと、大型バスに乗り換えるのよね?」とか反応してくれた。僕はバンでそのままプノンペンまで走る場合があると聞いてたので「I hope so」とだけ答えた😅 バンへ荷物を積み込む担当のいかつい顔をしたカンボジア人に対してポーランド人が「いつ大型バスに乗り換えるの?」と聞くと、何言ってんだよテメーみたいな表情で「Soon」とだけぶっきら棒に答えた(嘘ついた)。ポーランド人と僕は顔を見合わせ「はぁ? なんだ、こいつは? 参ったね、こりゃ」と目で語り合った😅

国道6号線をプノンペン方面へひた走るボロバン。片側にしかないスライドドア(出入りが不便!)の黒いゴム製のパッキンが剥離していて、僕の前に座ってるマレーシア人(人の良い黒人系?男子)の頭上に垂れ下がってきた😅 雨が降ったら頭からびしょ濡れになるで😅 さらにエアコンなし! 窓全開で走るのでホコリいっぱい入りまくり😅 しかし、キツキツで身動きできないというか、狭過ぎてシートに背中全体を着けることすらできないという状況は辛いよ😅 どんな罰ゲームなんや。

覚悟を決めた😅 ルーマニア人のお嬢さんたちに「こりゃ、このバンでプノンペンまで行くの確定やわ」と宣言すると、「え? なんでプノンペンへ行くの? 北東にあるラオス国境へ向かうのに、なんで南東のプノンペンへ行かなきゃいけないの?! 不合理じゃない」とごもっともなご意見。多分、シェムリアップからの乗客だけでは儲けがでないので、プノンペンで客を合流させるんじゃないの?とか答える。そうこうしてる内にバンは左折して国道6号線から離脱し65号線に入った。つまり北上を開始したのだ。お! ラッキーやん! こりゃ、直接ラオス国境へ向かってるな。北上を続けベンメリアの前を通過して64号線に入り、その後、62号線→9号線を北東に進み、Stung Treng(ストゥントレン?)というラオス国境に近い町に午後2時20分ごろ到着した。いやぁ、疲れた😅 でもまぁ、プノンペンを経由するよりずっと早く着いたので良かった。国境まで大して距離はないし、国境から目的地までも近いし、もう着いたも同然と安堵した。まぁ、既報の通り、そうは問屋が卸さなかったわけだが😅
(後日、このプノンペンを経由しないルートは比較的最近、運行が始まった新ルートであることを、ドンデット(島)で知った)

Stung Trengに着く前に、途中2回の休憩があった。休憩時間はたっぷりあったにも関わらず、若い中国人女性4人組が2回ともダラダラしていて遅れて乗車した。思えば既にトラブルメーカー風味なフラグが立っていたんだな😅 Stung Trengの食堂での休憩は遅い昼飯タイムということもあったのだが、それでも休憩時間1時間40分は長過ぎだろ。このタイムロスが後々効いてくる。なお、この食堂でUSドル/ラオスキープの両替ができる。レートはよくないけど、ちょこっと両替するには便利。1USD=8000Kipだった。島の両替屋では、同8100Kipだ。

午後4時ごろ、別のボロいバンに乗り換え、国境に向かって出発。このバンは4人x3列のさらに後ろの荷室に補助席が付いていたので、前から4人、3人、3人、2人体制となり、込み具合が若干緩和された😅 が、しかし、国境までの道がガタガタでシンドイ😅 7割方、未舗装だった。午後5時ごろ、カンボジア・ラオス国境着。近いのに1時間も掛かったんだな。まぁ、あの未舗装路ではスピードが出せないからなぁ。疲れた😅

国境直近の休憩所みたいな所でラオスのアライバルビザ申請書を貰うが、日本人は15日以内の滞在ならビザ免除なので、遅れてバンから降りてきた中国人のお嬢さんにあげた。スイス人とマレーシア人もビザ免除。スイス人のお嬢さんはビザ免除であることを昨日知って喜んだそうだ🙂 みんなが、それを記入してる間に、出入国カードをもらい、ちゃっちゃと書いた(ラオスのイミグレで出国カードを返してくれなかったので、これも必要なかったのかも? 返し忘れただけちゃうよな😅?)。中国とラオスは仲がよくて、とくにラオス北部では中国資本がかなり入っていて自由に行き来してると聞いていたので、中国人がビザ必要としり、ちょいと驚いた。

カンボジア出国については、みんな問題なくさくっと通過した(実は問題大ありだったのだが、この時点では誰も気づいていない😅)。荷物検査などは皆無。

ゲートをくぐってラオス側に入ると、スイス人とマレーシア人がラオスのイミグレ関係者と思われるおじさんにパスポートとアライバルビザ申請書を渡して話をしていた(ビザは免除だから申請書は不要なのに、2人は念のために書いたみたい)。僕も深く考えることなく流れでパスポートをおじさんに渡してしまったところ、「日本人はビザ免除だけど手数料が10ドルかかる」とおっしゃる。何でやねんと説明を求めてる時、おっさんに電話が掛かってきた。おっさんが電話で話してる隙に、おっさんの手からパスポートを取り返し、「自分で手続きするから」と通告し立ち去った。あとでスイス人に聞くと、このおっさん、イミグレだか警察の詰所から出てきたそうなので、公務員あるいはその仲間が詐欺行為をしてるのかな? ちなみに、フランス人カップルや中国人4人組はおっさんに数ドルずつ巻き上げられたみたい。

第1関門wを突破してラオスのイミグレへ。ここでも荷物検査や質問等一切なし。パスポートと出入国カードを渡すと、「2ダラー」と一言。2ドル程度のことで揉めるのも面倒なので渡すと、ポンとスタンプ押してくれて終了。

素直に2ドル払ったビザ免除のスイス人、マレーシア人、僕はさくっと入国し、ラオス側のバンの近くで皆を待つ。マレーシア人は何かの手続きを忘れてた?とかなんとかスイス人に告げて居なくなったみたい😅 ちょっと不思議くん😅 要ビザな人たちがなかなか来ないので、スイス人のお嬢さんとお互いの旅について色々お話しする。彼女は既に東南アジアを3ヶ月旅していて、このあと、団体旅行で来るお母さんとミャンマーで再会するとか、別の場所で友達と合流するとか、嬉しそうに話してはった🙂

そうこうしてる内に、ポーランド人2人がアライバルビザ取得および入国審査を終えて(2ドル払って)出てきた。フランス人(白人男性と黒人女性の)カップルがイミグレでトラブってるらしい。カンボジアのイミグレで2ドルずつとられ、ラオス側イミグレの手前にいたあのおっさんに数ドルとられたあと、さらにまたラオスのイミグレで2ドル要求されたフランス人男性がプッツンきて支払いを拒否してるとのこと。押し問答を続けてるうちに要求額がアップしたそうな。双方折れずに戦いが続いてるらしい。入国者がそこまでワイロを拒否した場合、普通なら入国審査官も面倒だから入国スタンプを押すんじゃないかと思うけど、ここは違った。人の行き来の多いメジャーな国境なら人の目が多いし、トラブルを起こして入国審査が滞ると面倒なことになるし、ワイロ奪取の効率も悪くなるので早めに諦めてスタンプ押すんちゃうかな。でも、この辺境にあるマイナーな国境に今いるのは我々だけだし、日が暮れてイミグレの業務終了時刻も近づいてきてるとか、向こう側が圧倒的有利な状況にあるため譲歩するつもりはないのだろう。通過する人が少ないから、取りこぼしは許されないと。

ポーランド人2名とスイス人が「彼らが支払いを拒否して入国できない場合、どうなるの? 我々だけ先に出発できないのかしら? 2ドルぽっちのことで全員の出発が遅れることになるのもバカらしいわね」みたいな話をしてる。まぁ、プッツン来てるフランス人の気持ちも良くわかるから、彼らを批判する気にはもちろんなれない。悪いのは腐ったイミグレ職員だしね。ただ、彼らはラオス側イミグレの前の段階まではワイロを支払ってることから、ポリシーとか正義感からワイロ支払いを拒否してるとは思えないので、コスパを考えると2ドルくらい払った方がいいんじゃない?とも思った。

イミグレへ様子を見に行ってたラオス人ドライバーが戻ってきた。フランス人カップルとは別の問題が発生してるそうだ。なんと、中国人女性4人の内3人がパスポートにカンボジアの出国スタンプを押して貰ってないことが発覚したんだと😅 おいおいおい。で、スタンプを押して貰おうとカンボジアのイミグレに戻ってみたが、既に業務が終了していて明日まで待たなきゃいけないらしい。つまり、国境で夜を明かす必要があると😅 無事入国できた中国人1名はほとんど全く英語が話せないのでコミュニケーションが取りにくいのだけど(ビザ代いくら払ったの?と聞くと、Yesと答えるレベル😅)、どうやら他の3人と一緒に国境にとどまるつもりみたい。ドライバーが彼女の荷物をバンから降ろしたよ。マジか😅 うーん。こういうトラブルが発生したとき、現地語も英語も全くできないと心細いだろうなぁ。かわいそう。

とっぷり暮れて真っ暗になって、どうなることやらとおもってると、フランス人カップルと中国人3名がほぼ同時に出てきた。あれれ? フランス人カップルが結局ワイロを払って入国できたのは分かるけど、カンボジアの出国スタンプのない中国人はなぜ入国できたの??? 多分、多額のワイロを払えばスタンプ押すとかオファーがあったんやろなぁ。まぁ、とにかくやっと12名全員が揃った。
(中国人3名の出国スタンプが押されていなかった件、あとで考えるとちょっとおかしい気がしてきた。カンボジアの出国手続きのとき、パスポートを提出せずに通過することは普通ないでしょ? ひょっとして、カンボジアとラオスの両イミグレ職員の連携プレイ?)

フランス人カップルとイギリス人はヴィエンチャン行き(だったかな?)のチケットを持っていて、島へ渡る僕らが降車したあと、彼らはそのままヴィエンチャンへ向かう予定だった。しかし、イミグレでのトラブル等による遅延のため、今日は行けないとドライバーに言われたそうで、ここでまた一悶着😅 フランス人男は、「じゃ、バンで車中泊する! ちくしょう! ドライバーの家で飯食いまくってやる」とかキレまくり。その後、バンで移動中もフランス語で文句たらたら言い続けていた。フランス語ができるスイス人は聞いてて辛かったそうだ。彼女がフランス語を話すことは知ってたので、「フランス語がわかる君は辛い思いをしてるんじゃないかと思ってたよ」と言うと、「彼は自分自身を納得させるために文句を言い続ける必要があったのでしょうね」と冷静に分析してはった。口数の少ないクールな男にみえた英国人もドライバーに対して文句言いまくり。まぁ、そりゃそうなるわな。

ほどなく島へ渡るフェリー(単なる小舟😅)が出る港(ほんの小さな木造桟橋があるだけ)に到着した。ここで降りて島へ渡るのは、スイス人、ポーランド人2名、中国人4名と僕。僕以外みな女性だな。マレーシア人青年もここで降りたのだが、島には渡らないそうで、立ち去った。なのに、件のドライバーはマレーシア人が来るまで待つとかボケたこと言ってる😅 彼は島へは行かないと言って去ったことを説明した。

その後も、なんの説明もないまましばらく待たされる。スイス人とポーランド人のお嬢さんたちと、なんやかんや話ながら待ってたので良かったけど、もし、1人だけでこんななんもない暗い場所で待たされてたら不安になってたやろなぁ。良い戦友wがいてよかったよ。

やっとこ小舟が現れ、乗船し、出航! トラブルなしでドンデットに渡ることができた。ドンデットの「フェリーターミナル」は狭い砂浜だ😅 小舟の先端部を砂浜へ乗り上げて着岸😅 船からそのまま砂浜へ上陸した。長い旅だったな😅 今、iPhoneで撮った写真で確認したところ、午後7時半過ぎに到着していた。国境で真っ暗になってから、だいぶ時間が経ってたような気がしてたのだが、意外に早かったんだな。

上陸後、宿を予約してるスイス人とはお別れ。ポーランド人2人はwifiを使って宿を探すと言って、港に隣接するレストランに入った。僕はもうなんでもいいからw、1番近い宿にチェックインしようと思い、歩き始めた。すると、これまた宿の予約をしてない中国人4人組が一緒に連れて行って貰えないかと言ってきた。まぁ、英語があまりできない人ばかりなので不安だったんだろうね。こりゃ、ぞろぞろ5人で歩いて宿を探すより、ネット予約した方が良いと判断し、ポーランド人が入った店に引き返し入った。

中国人とはコミュニケーションが難しいので、僕はポーランド人(PaulaとJoanna)のテーブルに同席させて貰い、とりあえず3人で、無事の到着を祝って念願のビアラオwで乾杯! かわいいし賢い2人とゆっくり話ができて良かった。今日の出来事、これまでの旅、好きな国とかについて、ビールを飲みながら1時間ほど喋った。その中で1番ウケたのは「あり得ないことが日常的に発生してしまうカオスなインドだけど、人も街も建築物も自然も美しい。本当にトンデモナイことが次から次へ起こるけど、それでもインドが大好き。インドで発生するトンデモに比べたら、今日のトラブルなんてカワイイものだわ。ははははは」というJoannaの豪快な話😅僕もインドへ1度は行くべきかもなぁ。これまで避けてきたのだけど😅

ボロいバンでの移動はしんどかったし、くそったれなイミグレ職員のせいで嫌な思いもしたけど、ポーランド人2人(プラス翌日会う彼女たちの友人1人)とスイス人の計4人の賢くてかわいい旅慣れたヨーロピアンな女性と仲良くなれたことがとても嬉しい🙂 翌日、メコン川の向こうに沈む夕陽が見えるレストランで再会したとき、彼女たちも同じようなことを言い合っていた。そのとき、戦友の中で1番若いスイス人のVeraが「これが旅よね」と言ったのが実に印象的であった。

写真は島上陸直後に入ったレストランで撮影。

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2016/1/11 早朝 BKK


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